パリのマリ、自己紹介
はじめまして!
神戸出身、パリ在住、客室乗務員として働いています、Mariです。
パリでの生活のことや、仕事のこと、毎日のことを書いて行けたらと思っています。
第一回の投稿ですので、簡単に自己紹介をしていけたらと思います。
音楽大学を声楽科で卒業したのち、パリに留学しまして、オペラ歌手になるべく音楽学校に通っていたわけです
憧れのパリ!!愛の都パリ!!といった煌びやかな毎日とは違い、世界中から同じ夢をもってやってくる猛者たちを前に完全に自分を見失い、自信を失い、何者にもなれなかった自分が恥ずかしく帰るに帰れないまま7年の時が流れまして、、
(この暗黒の7年間は本当につらかった!)
よし!なんでもいいから、何者かになろう!!
とあるとき一念発起しまして、客室乗務員をフランスで目指し始めるわけです。
フランスでは客室乗務員になるのにCCA(cabin crew attestation)という資格が必要でして、
約半年かけてすべての工程をクリアし、スペインの航空会社であるVUELINGに入社しまして、
”客室乗務員”になり、”何者か”になれたのであります。
フランスでは、Tu fais quoi dans la vie? 直訳すると:人生でなにをしているの?
つまり
あなたの職業は?
と仕事を聞かれます。
今まで、なんて答えたらいいんだろうと、自分も納得する答えが見つからず
学生、音楽を勉強しています
と答えながら、当の本人のたらまのなかでは ? が渦巻いていたのですが
30歳にして初めて、客室乗務員です!
と自分の職業を言えるようになりました。感動。
多くのみなさんが大卒で就職したときに感じたであろう達成感のようなものを、齢30にして手にしたわけです。
そんな私のブログを綴っていこうと思います